シンクロニシティとは

 



意味のある偶然の一致、或は必然の一致。同期、同調現象。

恋人の声が聞きたくなって電話しようとしたら、その瞬間恋人からの着信。

これもシンクロニシティです。

シンクロニシティは、人生のあらゆるシーンで多岐に渡って作用します。

いくつか挙げてみます。

  • 必要に応じて行方不明だった物が、忽然と見つかる。
  • 車のナンバー、宿泊先の部屋番号など目に入ってくる数字に同じ数が重なる。(数秘)
  • “虫の知らせ” ”胸さわぎがする” ”イヤな予感がする”といったネガティブな未来の出来事に関する予兆。
  • 偶然見聞きした見ず知らずの他人の言動が、未来の自分に起きることを示唆していた。
  • 予知夢を見る、夢の中で問題解決の糸口を知る、リアルな知人の会話が睡眠中に聞こえる。
  • 意思決定がどうにもできないでいる時、背中を押されるような出来事が起こる。
  • 何か事を起こそうとする際の天気。
  • 人との出会い、男女の出会い、縁。

このように日常のあらゆることに、シンクロニシティの作用が係わっています。

シンクロニシティは宇宙の免疫システム

シンクロニシティとはユングが元々提唱した概念で「意味のある偶然の一致」と解されますが、「意味のある必然の一致」と解して良いと思います。
シンクロニシティは偶然起こっているのではなく、明確な契機があり起こるべくして起こっているのがシンクロニシティです。

ユングによるとシンクロニシティが現れる意味はユング心理学の中核を為す「元型」だと主張しています。しかし「元型」が哲学的領域を多く含み、私にはよくわかりません。仮にユングの説く「元型」が物理学の提唱する「統一場」のような場であったとして、或いはヒマラヤ聖者の悟りの世界である「存在」「実在」のような世界であったとして、シンクロニシティの意味を「元型」であるとするのは、いささか乱暴ではないかと思います。

シンクロニシティがユングの説く「集合的無意識」が関係するというのはどうも腑に落ちません。それはそれで結論は正しいのかもしれませんが、宇宙万物は神様が創ったと言うのと、シンクロニシティの現れる意味は「元型」であると言っているのと、私には何ら変わりなく聞こえてしまいます。

シンクロニシティは明確な意図を持ってやって来ます。
それは宇宙の大動脈を司る神経の司令塔の様なもので、宇宙の絶えず進化、発展するというベクトルの波に上手く乗っている生命には激励サインを、波に乗れていないズレている生命には警告サインをタイムリーに送ってきます。

それは宇宙の意思という意味では有機的ですが、宇宙のシステムという意味では機械的、幾何学的に作用しています。それは、まるで宇宙の免疫システムのようです。

シンクロニシティと古代エジプト幾何学

シンクロニシティという概念はユングが提唱者ですが、古代エジプト幾何学を研究していくと、言葉こそシンクロニシティという言葉ではありませんが、シンクロニシティを明快に示している、幾何学に出会います。

古代エジプト文明はユングより遥か昔に、シンクロニシティを宇宙の根本システムの一つとして幾何学で示していました。
それは身体が織り成すあるリズムと、マッチングパターンの産物であるということが、見えてきます。

私が思うに、シンクロニシティは宇宙創世の最初の段階で宇宙のシステムに組み込まれたシステムであるように思います。

シンクロニシティと螺旋

古代エジプト幾何学を宇宙創世記として辿っていくと、肝心な所では必ず螺旋が出現します。出現してないように見えても、見方を変えたり点と点、線と線を繋いでみると螺旋が出現します。これは私が発見したわけではなく、そのように見出だした研究者がいます。

シンクロニシティは螺旋と密接な関係にあり、螺旋なしではシンクロニシティは語れません。その螺旋は黄金螺旋なのかフィボナッチ螺旋なのかは個人的には、そこまで厳密ではないと思っています。
実際、私が辿る幾何学ではフィボナッチ螺旋でも黄金螺旋でも。そこまで決定的な違いは起こりません。ただ螺旋の先端が先に延びれば延びるほどシンクロニシティのズレは乖離していきますが、そこまで延びた先にはあまり意味がないように思います。

例えば陰陽師や山伏などが空気に向かって九字を切る、或いは六芒星や五芒星を描いたりお札に書く場合、九字にしろ六芒星、五芒星にしろ数学的にそこまで角度や長さや比率が厳密にフリーハンドで描かれているとは思えません。
しかし、法力は発現しているようです。

シンクロニシティと法力の類いを同じにするなとお叱りを受けるかもしれませんが、シンクロニシティも術の世界も宇宙の法則を使っているという点では、同じだと思うのです。

宇宙を物理的世界と捉えるのか、意識の中で展開する世界と捉えるのかによっても、この辺りの厳密さ?は違ってくるのかも知れません。